応募者数294名、応募点数334作品、たくさんのご応募ありがとうございました。
厳正なる審査の結果、以下の作品が見事受賞いたしました。
◎ 主催 公益社団法人日本広告制作協会(OAC)◎ 協賛 株式会社宣伝会議 株式会社Too
自分で課題を発見。
そして社会をよりよくするためのクリエイティブなアイデアで解決策を提案する。
今回の「アイデアで社会をより良くするコンテスト」には、334点の応募がありました。
ご応募いただいた皆さん、ありがとうございます。
2月16日に審査を行いました。まず当事務局にて、審査対象作品50点を選出。
本コンテストの担当部会である「教育支援部会」委員10名とデジタルクリエイターの林真由美さんの合計11名で審査。
一人5点をまず選び、その時点で一票も入らなかったものを省き、そのうえで残されたアイデア作品について討議しまし
た。
「この割り勘で端数を寄附するのって、世の中に無いのかな?」事務局、大急ぎでネットで調べます。
実際に行っているところはすぐ出てきませんでしたが、アイデアとして発表している人がいました。
「横断歩道に草花っていいよね」
「でも、実際に設置されたら滑るとか、ぬかるむとか、夜は見えないんじゃない?」
「ヒカリゴケでも植えますか!」
「プラットホームにスクリーンは、最初に並ぶ人にしか見えないよね」
「お得感はあるか」
「ののSIRIちゃんは、Mの人にはいいのか。でも、歩きスマホをしなくなったら、物足りなくなるのかな?」
「地域で子育て!!近所のばあちゃんちは、ありそうだけど無いかもしれない。あったとしても、もっと増えたらいいね。
まあ、信頼できる人限定だけどね」
「高齢者が先生になって日本にいる外国人の方に日本語を教える。
しかも外人さんに介護施設に来てもらってボランティア活動も兼ねる。確かに良いかも」
「分別したくなるゴミ箱って、確かに分かりやすいね」
「子育て中の親の義務教育化は、気持ちはわかるよね。虐待などの問題が起こってるから。
でも義務じゃなくて何か出来ないかな?もう少し現実的に出来る案ならもっといいね」
「子どもリサイクル市は、いま子どもの貧困問題もあってタイムリーな内容。やってそうな気もするけど、切実な問題だと思う」
「だれでも吊皮は、もう少し実現性を掘り下げてくれればいいかな。
長くするとその分振れ幅も大きくなるので、その解消法をどうするか」
「このタグのアイデアは他のものと視点が違うのが面白いよね」
「足跡にならえ!はあったら確かにそうしそう。男子トイレにマークを付けておくとそれを狙うのと同じだね」
「席を譲る人と譲られる人、その意思表示をデザインで行うアイデア、面白いよね。
でも、このアイデアをもっと広めるにはネーミングのHand Overはわかりにくい。
このあたりも工夫するともっとアイデアが深まっていくかも」
「駆け込み乗車を減らすアイデアは、ユーモアもあって面白い。確かにこんな車両に出会いたい」
などなど、審査委員の皆さんの議論は白熱。
ようやく賞を決めました。今回は、電車に関わるもの、食にまつわるもの、地域のアイデアなどが多くみられました。
次回はどんなアイデアが寄せられるのか。今から楽しみにしています。