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人材派遣会社の方からは、「プロデューサー職(営業職)へのニーズが高まっていること」や「マックの技術があるだけでは就職が難しくなっている」点などが指摘された。学校側からは、おもに学生の意識の低さを嘆く声が聞かれた。「2年間の授業の中で、専門知識と一般常識を企業の求めるレベルにすることには限界を感じている」といった声さえ聞かれた。
第二部は、インターンシップ制度の現状についての意見交換から始まった。司会の倉垣氏より、インターンシップに協力する会員社が減少していることが紹介され、廃止も視野にいれた見直しの必要性が指摘された。これに対し、学校側からは、学生からのニーズも高く、また効果もあるとして制度を続けていきたいという強い要望があった。これについては、目的の明確化や制度を改良することでより機能するよう、意見交換を重ねていくことになった。
最後は、バンタンクリエイティブスクール木内氏より「企業と学校がより密接な関係を持って、社会状況の変化に対応していきたい。特に学校がもっと現実の社会で求められる人材像を知り、若者がもっと広告業界に参入すれば、業界も活性化するのではないだろうか。」という言葉で締めくくられた。
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人材派遣会社からは、現在、制作会社で必要とされる人材の傾向について意見が述べられた。
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