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宣伝会議、Yahoo! JAPANとOACの共催という初の試みとして、「2005
INTERNET BUSINESS SEMINAR」が開催された。オープンセミナーということでOACの会員、賛助会員以外の参加者も多く参加され、合計146名(ヤフー、宣伝会議関係者含む)が真剣なまなざしで静聴していた。
本セミナーの主旨は、OAC会員社を含む制作会社にとって、インターネットはもはや広告プランニングにとって必要不可欠なメディアであり、今後インターネットをビジネスにどのようにして活用してゆくべきかを業界全体で考察してゆくための切り口を示すことである。
セミナーは2部構成をとった。第1部では、ヤフー近藤氏がインターネットの現状を多くのデータをもとに解説、そしてDAC横山氏から広告コミュニケーションメディアの構造変化についての講演をしていただいた。
第2部では、アサヒビール横山氏からブランディングとWEBサイトの役割について、具体例を示しながら解説していただき、次にコンセント長谷川氏からWEB構築にあたって、どのように体制を構築して行くか、問題を提起する形で講演していただいた。
最後にOACの木下理事より今後のOACのインターネットに関する取り組みと、関係者各位へのあいさつを述べさせていただき閉会した。
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<<第一部>>
1)「インターネットの現状とその利用者像」
――広告媒体、プロモーション活動の場としてインターネットをどう捕らえるか?
*講師: |
近藤 弘忠氏
(ヤフー株式会社 広告本部営業企画部 部長・OAC理事) |
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*講演内容: |
広告媒体、プロモーション活動の場として成立してきたインターネットが、どのように成長、変貌してきたか、視聴者動向および広告利用を行っている広告主の動向を交えて説明した。 |
2)「ネットによる広告コミュニケーションの構造変化について」
――クロスメディアの考え方とクリエイティブメディア発想
*講師: |
横山 隆治氏
(DAコンソーシアム株式会社 代表取締役副社長) |
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*講演内容: |
メディアパワーの分散化と生活者の購買プロセスの変化が、広告コミュニケーション立案を構造的に変えようとしている。企業にとって自社メディアとなるWebの活用とクロスメディア発想のキャンペーンデザインの必要性、それに対応する広告サービス提供側のあり方を解説した。
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<<第2部>>
1)「ブランディングにおけるWeb Siteの役割」
――アサヒビールのWeb Site活用事例についてのご紹介。
*講師: |
横山 和幸氏
(アサヒビール株式会社
酒類事業本部 宣伝部 プロデューサー) |
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*講演内容: |
インターネット利用者の変化と共に、情報を提供する企業も変化していかなければない。媒体としての活用や企業ブランディング・商品ブランディングとしてどのようにWeb
Siteを活用しているか、アサヒビールの事例についてご紹介した。 |
2)「ウェブ構築に必要な体制とは?」
――プロダクトデザインとしてのウェブサイト
*講師: |
長谷川 敦士氏
(株式会社コンセント 代表取締役社長/インフォメーションアーキテクト) |
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*講演内容: |
ウェブサイトの構築は、単にシステムがからむという以外にも情報アーキテクチャ、ユーザーインターフェイスデザイン、プロジェクトマネージメント、など従来の広告制作とは異なる要素が必要とされる。講演では、エディトリアルデザインを行う株式会社アレフ・ゼロ、ウェブデザインを行う株式会社コンセントの組織を比較しながらウェブデザインに必要な要素、組織を解説した。 |
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