THE ORGANIZATION OF ADVERTISING CREATION
OAC 社団法人 日本広告制作協会
NEWS! イベント&セミナー情報
■第3回「OACクリエイティブフォーラム・名古屋」

開催日 2004年11月17日(木)
開催場所 メルパルク名古屋(3Fカトレア、シリウス)

●第1部 セミナー(講演) 
<午後2時15分〜>
講師 岡田幸生氏((株)マッキャンエリクソン・クリエイティブ ディレクター)
演題 「岡田幸生のアートディレクション」
<午後4時〜>
講師 山本洋司氏((株)ビジュアルメッセージ研究所・クリエイティブディレクター)
演題 「山本洋司のクリエイティブレクサスブランド構築」

●第2部 交流パーティ
<午後5時45分〜>
挨拶 海老沢 公氏(日本広告制作協会専務理事)
来賓挨拶 竹原 裕氏(中部デザイン団体協議会会長)
橋本 忠幸氏(愛知広告協会 事務局長)

 
岡田幸生氏のセミナーでは、余りメジャーではないアサヒ飲料のドリンク剤、ドデカミンのキャラクター設定から、PRまで少ない予算を如何に生かすか?印象の強い仮面マスクのユニークな表現と、WebとTVとの媒体の連携で効果を上げるなど、身近な問題提起に答える内容で興味深く、来場のクリエーターの大きな関心を呼んだ。

 


山本洋司氏は、過去の文字の領域を超えたタイポグラフィー作品を中心にした見事な作品群を披露し来場者を魅了した。またJRのマーク作成について、決定までの苦労、エピソードなど、クライアントの要求とクリエーターのせめぎあいの激しさを思わせて学ぶものが多かった。さらに話題のレクサスブランドについても、アメリカと日本の表現の違いや、開発のプロセスなどが披露され、スピードを旨とする日本のPR姿勢とは大きな差をうかがわせた。

交流会パーティーは、来賓の暖かい支援のお言葉を頂き、参加者もこのフォ−ラムの意義を改めて認識したと思われる。主催者として、この開催が中部のクリエーターを刺激し、広告制作業界の活性化に貢献することを期待している。

 
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