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宮山担当理事の開会挨拶に続いて開演された第一部は、(株)電通法務室法務3部部長の中西開氏による「地財権トラブル防止のための実務とモラル」を演題にケーススタディを中心とする講演。参加者は、知財権に係わるリスクマネジメントの認識を深められ、そのノウハウを少なからず得られたことでしょう。
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第2部は、(株)イーライセンス代表取締役社長の三野明洋氏が「ネットワークにおけるコンテンツ流通と権利処理」を演題に講演。自らが手がける著作権管理業務をベースに、著作物が安全に簡便に使用できるしくみを解説していただきました。知財コンテンツの利用者でもあるクリエーターには、大いに参考になったことと思われます。 |
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第3部は、TMI総合法律事務所弁護士の遠山友寛氏が「判例に見る著作権の実像」を演題に講演。映画業界で活動されてきた経験をふまえ、デジタルコピー時代に突入した複製権をテーマにした講義でした。広告とは異なる業界の知財権の取り組みについて、参加者は興味深く耳を傾けていました。 |
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最後はOAC知財権部会の福田部会長が閉会の挨拶。休憩をはさんでおよそ4時間に及ぶセミナーとなりましたが、参加者は熱心に聴講。広告制作に携わる人々の知財権への関心の深さがうかがえました。 |