OAC賛助会員校の学生を対象に、第一線で活躍するOAC会員社のクリエーターを招き、「クリエイティブの現場で今、何が行なわれているのか」をリアルに語っていただく「広告業界セミナー」。本セミナーは今年で第5回目を迎え、9校196名(教員11名を含む)が参加し、会場はほぼ満席の盛況となりました。
初めに鈴木常務理事から開催の辞が行なわれ、クリーク・アンド・リバー社の川村氏の司会進行で、WEB、グラフィック、エディトリアルの3つの分野で活躍されている講師の講演が行われました。
■SESSION 1 「WEB」
講師:大田浩司氏
((株)日本デザインセンター Webデザイン研究所 所長/クリエイティブ ディレクター)
演題:「Webサイトのブランドアイデンティティ」
自ら手掛けておられる「無印良品」のWebサイトを例に、ユニークな角度からの検証によるデザインアイデンティティの確立について解説されました。特にそこから導き出される「らしい」と「すばらしい」の違いの解説はWeb制作に限らず、すべてのデザイン制作に共通するものであり、学生にとっては新しい発見があったのではないかと思います。
<大田浩司氏 プロフィール>
デザイン雑誌のアートディレクターを経て、2000年より現職。無印良品(良品計画)のサイト開発、デザイン団体や海外向展覧会のサイト構築に携わる。
■SESSION 2 「グラフィック(広告制作)」
講師:石井隆能氏
((株)クリエイティブ ・マインド 常務取締役 制作統括/クリエイティブ ディレクター)
演題:ユーザーの心をつかむ、広告表現のかくし味
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