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第2回目の「クリセン」はコピーに関する講座です。今回はキャッチコピーの講義、ボディコピーの講義を受けて各自実際に書いて講師の井上さんから講評をいただくと言う内容。
講義では・・・
と言う話から、「読んでもらえないものを読んでもらうには?」それを考えるのがコピー作法の出発点!と井上さんは語ります。
と、そこまででいきなりキャッチコピーを書いてみよう!と井上氏。
【課題】
アパレルメーカーの新作発表ファッションショーへの誘導告知。B倍駅貼りポスター。
ビジュアルは綺麗なカミキリムシ。
みんな真剣に考えています。
そろそろかなの声にみんな一生懸命書いています。
さて、皆さん書き上げたものをスクリーンに映し出して、井上さんの講評が始まりました。
一通り講評が終わって、井上氏がこのビジュアルを用いた元の作品を提示しました。
仲畑貴志氏の作品でした。
「服を脱がせると、死んでしまいました。」
これが元のコピーです。参加してくれた方にはどう映ったのかな。
さて、いきなりキャッチコピーを書かされた皆さんに、再び講義です。キャッチコピーのおさらいとコンセプトの話に移っていきます。書いた後だけに、自分が思考した経路の確認にもなったのではないでしょうか。
ところで、コンセプトって何?
みなさん改めて問われると???
「コンセプトとは広告主と生活者をつなぐブリッジである」
土屋耕一さんの言葉だそうです。
そして、ここまでのおさらいで
@何を伝えるか → コンセプトを見つけ出そう。
そのために商品知識、市場環境、競合状況、ターゲットを知る。
Aコピーとビジュアルの化学反応を探る。
日頃から感度を上げて、物を観て、思考する習慣を身につける。
Bコピー芸を磨く
説明しない、体験させる、発見させるテクニック。
さて、ここまで進んで今度は「ボディコピー」を書いてみよう!となりました。
ボディコピーに関する考え方は、先に伝えられました。
課題は・・・
また黙々と書き始めます。
さてどんなボディコピーになったのでしょう。
井上さんは必ず良いところを見つけながら講評していきます。体言止めと用言の使い分けで、リズムを取っている。情景が浮かんでくる・・・。
みなさんならどんなボディコピーを書きますか?
現役のコピーライターの方も学生の方も刺激的な時間だったのではないでしょうか。
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