「第4回OACクリボラ」のprogram2として、”岩手県大槌町の被災地を支援します”の掛け声の下、心和むカレンダー展を開催しました。開催にあたり会員及び一般公募も含めて62点の作品が一挙展示されました。
10月31日初日を迎え、43本のカレンダーを販売。幸先の良い出足となりました。
11月3日はトークショーを開催。今回のカレンダー企画の立役者ともいうべき花巻在住のイラストレーターでいち早く被災地でのボランティア活動に乗り出し現在も継続的に活動を行っている岡部慶子さん。この方が、被災地で聞いた生の声「頑張れ!は良いけど、実際に頑張っている。そうじゃなくて少しでも心が和むような何か欲しい」。その声を元に今回のカレンダー企画は立ちあがりました。
今回のトークショーには、大槌町で震災に遭われた佐藤幸子さん、そして岡部さんを
お招きしました。佐藤さんは、実際にここまで津波が来るとは思ってもいなかった。でも来たんです。みなさん、もしそうなったらとにかく「てんでんこ」で逃げてください。バラバラで逃げてください。とにかく逃げて助かればいつか家族とも会えます。こう語りました。
多くの方がトークショーに駆けつけていただき、また大槌町への佐藤さんの想いが確かに来場していただいた方には伝わったと思います。