プロローグ.
Web担編集長が語るコンテンツ制作のヒント、
Webマーケティングの総括&展望
安田氏には1年前のこの場で2012年にヒットしそうなキーワードをピックアップしていただきましたが、今回はそのふり返りを兼ねた総括と今後の展望などを語っていただきました。概略は以下の通りです。
(1)ディスプレイ広告の再評価
そもそもの広告の役割を取り戻す方向に進みつつある。
アトリビューションや第三者配信+ビューする‐評価、アドベリフィケーションなど、いずれもちゃんとやっているのは一部だけで、本格化はこれからとのこと。
(2)マーケの倫理
ペニオクの芸能人ステマで、アメブロが広告に「PRマーク」を掲載。
(3)コンテンツ中心のマーケティング
インバウンドマーケティングで動き始めている。
パンダアップデートの影響も、本格化はこれから。
ユーザー理解の方法論も変わってきている。
アフィリエイターによるコンテンツ制作も一部で行われるようになった。
(4)ソーシャル施策の評価
いいね数とかフォロー数・RT数を指標にするのではなく、エンゲージメントしているかを評価する方向に。
表面的にはエンゲージメント率でも、出しているコンテンツがビジネスの方向性とコミュニケーション設計に合っているのなら、ゴールとしての顧客ロイヤルティに貢献しているはずなので、KPIととらえていいとのこと。
(5)タグマネージメント
Googleタグマネージャー、Adobeタグマネージャー、UNITAG など
(6)スマホ本格化
データ分析もマルチデバイスをまたいだユーザー識別の時代になってきた。
Googleアナリティクスもそろそろ「ユニバーサルアナリティクス」の方向になる。
その他
「LINE」はサーバーが悲鳴をあげるほどすごいみたい。
一方、来ると思ったけどそれほどでもなかったのが「ソーシャルコマース」「ゲーミフィケーション」「Pinterest」「ビッグデータ」など