10月 2日(金) | :言葉からの発想 | (株)ペンと鍬 黒須 治氏 |
10月 6日(火) | :デジタル分野 ① | 林 真由美氏 |
10月 9日(金) | :グラフィック分野 ① | (株)電通テック 森 康成氏 |
10月16日(金) | :グラフィック分野 ② | (株)電通テック 森 康成氏 |
10月20日(火) | :デジタル分野 ② | 林 真由美氏 |
10月23日(金) | :グラフィック分野 ③ | (株)電通テック 森 康成氏 |
10月27日(火) | :デジタル分野 ③ | 林 真由美氏 |
10月30日(金) | :グラフィック分野 ④ | (株)電通テック 森 康成氏 |
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全 8 回 |
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参加者:5社 8名(分野で人が入れ替わる会社もあり、総勢10名) |
今年で3年目になる、プロがプロを鍛える集中講座。
毎回課題の作成に、現場の仕事に向かいながらも全8回に臨んでもらいました。
言葉からの発想:講師 黒須 治さん
1日だけでしたが、ここではひたすら書いてもらいます。
「アイラブユーの言い換え」など、短時間で数多く出すことが求められます。
毎回そうですが、ここでなかなか言葉が出てこない「自分」に愕然とさせられたりします。
そんな「自分」を意識する場所でもあります。
どう伝えるか、どんなふうに伝えるか。とにかく書いて、書いて書きまくる1日でした。
デジタル部門:講師 林 真由美さん
林さんの初日の課題は、「面白い自己紹介」を自分の好きなSNSを使って行うこと。
皆さんの自己紹介が終わると、林さんからのコメント。「面白い?」。
辛辣です。
でも、この自己紹介の仕方が今後のプレゼンにも役立つはず。グラフィック分野の森さんも同様の“自己紹介”をテーマにもしています。
どう伝えるか、何をどう届けるか、相手のことを考えているか。
大事ですよね。
そして課題は、ネットを使って社会問題を解決する!
そしてネットを使って東京オリンピックを盛り上げる!
と続きました。
オリンピックの課題では、イケメン選手のみをピックアップしたサイトで、番組表もイケメンが出る競技・時間帯をお知らせするなんてアイデアも。
また、いま考える自分の理想が、2020年にはどんな自分になっているのか。書いたものは2020年にならないと見られない。こんなアイデアも出ていました。
グラフィック部門:講師 森 康成氏
林さん同様に「自己紹介」をしてもらうことからスタート。
何をどう言うか。そして何故このことを言うのか、何故を考えることも大事。
そしてそれは、「簡単に言うとこういうこと」と、一言で言えるかどうか。
企画やプレゼンの要点を一言でいえるかどうかも大事な視点です。
森さんの課題は、「缶コーヒーユーザーを増やす方法を考える」。
ターゲットをどこに設定するか。缶コーヒーの強みって何か。その企画は目的を達成できそうか。それによって“人は動くか”。そのあたりが大切になってきます。
森さん、林さんともに今年のカンヌライオンズで賞を獲った作品も紹介。
現在の広告事情も説明してくれました。
また森さんからは、様々な表現手法・発想法・デザイン理論に至るまで多岐にわたるお話をいただきました。また最終日の課題は広告賞向けのラフづくり。
全員でラフを見て、いいと思うものに付箋を貼っていきます。
選べる目を養うことも大事です。
毎週課題をやり遂げながらの1ヵ月間。
皆さんには修了証と記念の書籍をお渡ししました。
そして3人の講師の方を囲んで打ち上げ。
この写真は飲んでいて撮ることさえ忘れていました(汗)
皆さん、おつかれさまでした。
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