THE ORGANIZATION OF ADVERTISING CREATION
OAC 社団法人 日本広告制作協会
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■出前講座 開催報告

「ミニ紙芝居をつくろう」
開催日 2016年8月1日(月)10時〜12時
会場 アカデミー文京 レクリエーションホール
参加した子どもたち 小1〜小4までの20人(60名が応募して抽選となりました)
講師 OAC教育支援部会 黒須部会長ほか
さて、今日は初めての試み「ミニ紙芝居をつくろう」です。
黒須さんはじめOAC有志で打ち合わせを行い、さて2時間でどこまでできるのやら、主人公決めが大事だよね、でもゲームやアニメのキャラクターは禁止にしようね、班分けさせて各班にスタッフがついて声掛けしようね・・・等々、段取りの打合せをしていざ本番。
大きな元子どもがスタッフです。
さすが文京区、ウオーミングアップで模造紙に自由に絵を描かせると言ったら大きなブルーシートを出してくれました。と言うことで、今回は机無しで自由な雰囲気づくりからスタート。
さて、自由に絵を描いてなごんだところで、いよいよ紙芝居づくりにうつります。 黒須さんから「主人公をどうしようか?アニメなんかのキャラクターは駄目!それ以外のもので主人公を決めましょう。どんなものがあるかな?動物ならどう?キリンやカバやゾウさんもいるよね。花や雲でもいいし、何があるかな?」の問いかけに、“さかな”・“カブトムシ”・“文字”・いろんな声が飛び交います。
「そうそう、いろいろあるよね。その主人公がどんなことをするのか考えてみようね。いきなり描いてもいいけど、また模造紙に描いてからやってもてもいいよ。困ったらそばにいるおねえさん、おじさんに聞いてみて」
物語をつくっていきます。絵を描きながら浮かんでくることもあるし、スタッフと話しながら想像していく子どももいます。
字のぼうけん!すごいなぁ、字はどんなぼうけんするんだろう!?
あとでこの子に付いたスタッフに聞いたら、主人公は「子」・「字」・「学」でみんな「子」が入っているとビックリ!また、いろいろ冒険するうちにいろんな漢字の「ヘン」と「ツクリ」が引き離されたりするらしく、それはスゴイ!と みんなでまたビックリです。
ギャーってなにがあったの?
何があったの?となりの子も興味津々。
キャベツが仲裁?すごいぞ、気になるじゃないか。
うまい!ってまだ模造紙の下描きだけど、いいぞ!小1!!
な、なにをする!
踊るのか!
将棋か、これもどうなるんだろ?
へびが火をつけた!!すごすぎます、このタイトル!!
自信満々の表情だね。
これもどうなるんだ?
さて、出来上がった子に発表してもらいます。 みんな恥ずかしがって、発表は自信満々の様子だった「へびが火をつけた」を描いた子、一人だけでした(時間がもう少しあれば、みんな発表できたかな)。
発表してくれたこの子のお母さんにあとで聞いたら、 「いつもは引込み思案で、人前で発表なんて出来ない子なのに今日は違いました」と感動して黒須さんに話してくれたそうです。
途中段階の子ももちろんいます。この子が描いた下段にある黒い丸はブラックホール。う〜ん、どういう展開になるんだろう?気になる!
子どもたちの発想に驚かされた時間になりました。
みんなと違っていいし、自由でいいし、型にはまらなくていいし、そんな発想をスタッフみんなで褒めながら、「あ、こんなこともOKなんだ!」と子どもたちが思ってくれたら大成功。
少しはお役に立てたかな。というよりも、一緒に遊んでくれてありがとう!

そんな2時間でした。
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