OACのホームページを見て問い合わせをしてきた先生と9月1日に打ち合わせ、急遽出前授業を行うことになりました。
第1日目 9月13日(火)
本日のスタッフは、黒須さんをはじめ川崎さん、河中さん、事務局の4名。
舞岡駅に着くと大雨!濁流の川を見ながらみんなずぶ濡れで到着です。
さて、授業開始。今日は「舞岡のいいところ」そのテーマ決めと、決めたテーマにキャッチコピーを付けるところまで。
まずはウォーミングアップ
さて、いきなりキャッチコピーを書け!とはいきません。まずはウォーミングアップ。イチゴを知らない人に、どうイチゴを伝えるか。イチゴという文字は使ってはいけません。
「赤くてツブツブがある」・「牛乳かけてもおいしいよ」などなど、ありますよね。
制限時間5分で目標50本。開始です!
終了!
さて、いくつ書けたかな?50本はさすがにいません。40本、30本こちらも無し。20本台で7,8名が手を挙げます。
最高は24本。2人いました。
発表です。
黒須さん、ニコニコしながら読み上げます。そして最後にみんなで拍手。24本の彼、照れくさそうな顔をしてました。
もうひとり、24本の彼女がいましたが「読まないで〜!」と、こちらも照れています。
発表のときになって、「あ、ジャムがあった!」なんて声が上がったり、聞いていて思い浮かぶこともあります。そうそう、わかるよその気持ち。
テーマを考える
さて、次は班に分かれて「舞岡のいいところ」、何がいいのかを考えます。
黒須さんは、「来る途中にトウモロコシ畑があったよ。川もあったし、自然や風景は多いよね。人でもいいよ。あそこのおじさん、おばさんのこんなところがすごい。ハム屋さんもあるよね。いろんないいところがあるはず。みんなで話して決めていこう」
さて、どんな「いいところ」が出てくるかな?
テーマが出そろいました。
リスがいたりホタルがいたり、富士山が見えたり・・・ネットでは見つけられなかったことが出てきました。いい傾向!
キャッチコピーをつくろう
さて次はテーマに合わせたキャッチコピーをつくります。
黒須さんは有名な広告(子どもたちは見たことがないでしょうね。生まれる前のものだから)の例を見せながら、一つは説明の長いコピー、もう一つは実際に使われたものを見せて、どっちがいい?と尋ねます。すると、だんだん短いものがいいと思ってくるようです。
○短くて
○「たのしくて」・「うれいしい」などの当たり前の言葉はつかわないで
○知らない人でもわかるように具体的に
「変でいいんだよ。でも伝わること。さっきイチゴを言い換えたように、どんどん考えよう。」
さて、これも5分間で50本が目標。開始!
さてさて、今度は子どもたちも難しいのかなかなか筆が進みません。
それでも出てきたコピーをもとに、班ごとに「これ!」と思うものを発表してもらいました。
チーム1
◇テーマ案
・自然 緑
・舞岡屋 地元の野菜
◆キャッチコピー
・毎朝地元野菜
チーム2
◇テーマ案
・風景 見渡せる(高い建物が無い)
・人が少ない 仲が良い
◆キャッチコピー
・一面舞岡
・舞友
チーム3
◇テーマ案
・田舎で晴れた日には富士山が見える
◆キャッチコピー
・富士山ドデーン
・雪 かぶってるプリンあります
チーム4
◇テーマ案
・お店 餃子屋
(テレビに取り上げられた
◆キャッチコピー
・ご飯に合う中華店
チーム5
◇テーマ案
・(自然 リスがいる)
・伝統 舞岡囃子
◆キャッチコピー
・獅子舞見て猿になっちゃう
チーム6
◇テーマ案
・遊び場が多い 公園 学校
・舞岡屋 地元の野菜
◆キャッチコピー
・誰かがアワをふく
チーム7
◇テーマ案
・舞岡川 ホタルが来る
・(リスとタヌキ)
◆キャッチコピー
・ホタルがてらす川のかがやき
・川の清潔ホタルの命
チーム8
◇テーマ案
・駅 別れと出逢い
◆キャッチコピー
・日々の相棒
・隣の駅は戸塚駅
高い建物がないから見渡せることをテーマに、「一面舞岡」。人が少なくて仲が良いをテーマに「舞友」。晴れた日には富士山が見えるをテーマに「富士山ドデーン」・「雪 かぶってるプリンあります」。舞岡川ホタルで「川の清潔ホタルの命」。
なかなかいいでしょう!
舞岡駅をテーマに「隣の駅は戸塚駅」って歌詞にもなりそう。
さて、次回はこのキャッチフレーズからストーリー(絵コンテ)をつくっていきます。
実際に撮影の段階になったら、富士山やホタルはどうする?そんなことをまだ子どもたちは考えていないかも。でも工夫すればなんとかなる・・・かな。
次回9月28日の2回目の授業に続きます。
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