OAC わたしたちの大槌じまんカレンダー2018

大槌町訪問レポート
2017年11月7日(火)・8日(水)

昨年の様子:2016年11月

今年も完成したカレンダーのお届けに、
大槌町を訪れました。

昨年11月の様子と比べると、家屋が建ちはじめています。

11月7日(火)は小槌第12仮設住宅を訪問。
毎年訪れているこの場所ですが、顔なじみになった方々の多くはこの住宅を出て(知った顔で現在もお住まいになっている方は
1家族のみ)、新たな生活を始めている様子です。
今回は、訪問するとの報せを聞いて、遠くは盛岡から駆けつけてくれた方もいらっしゃいました。みなさん、久しぶりに会い、
懐かしい同窓会のような雰囲気でした。

100戸以上あった仮設住宅に、現在は3割ぐらいの方が残り、生活されています。
しかし、来年には取り壊しの計画もあり、順次ここを出て行くことになる予定だそうです。

翌8日は、大槌町役場を訪問。
平野町長にカレンダーをお渡ししました。

平野町長からは、「経済的な発展はもちろんだが未来の大槌を担う子どもたちへの教育へは力を注いでいきたい。
毎回こうして子どもたちとの共同作業でこの大槌への想いをカタチにしていただき、感謝しています」とのお言葉を頂戴しました。
大槌町役場では、これも毎年そうなのですが入口付近にカレンダーを掲示してくれています。

大槌町役場を後にし、
キャッチコピーを創ってくれた子どもたちの大槌学園
へ。

大槌学園の松橋校長からは、
「毎年のカレンダーをみんな楽しみしていて、欲しいという声が多くて、
こちらの分も確保しなくてはとあたふたするくらいです。子どもたちも、
カレンダーを創ったという記憶は残るはずだし、毎年継続していくことで
大槌への想いも受け継がれていく。ぜひ、来年もお願いしたい」
との、お言葉をいただき、当協会の梶原理事長も、
「来年もぜひやらせてください!」と返答。

これで、来年もカレンダーづくりが決定です。

一歩ずつ前進している大槌。
今後も子どもたちへの支援を軸に、大槌との関係を構築していきたいと思った、秋でした。