応募総数832作品、たくさんのご応募ありがとうございました。
厳選なる審査の結果、以下の作品が見事受賞いたしました。
パイロットアワード グラフィック部門
グランプリ
パイロットアワード 映像部門
グランプリ
平野 和希 城西国際大学
消せないものを必死に消している姿が、
次々とテンポよくコミカルに描かれ、終始笑わずにはいられません。
「消せるのは文字だけです」というコピーも、繰り返し使われることで、
フリクションの特長を強く印象付けていますので、この作品を選出いたしました。
パイロットアワード
佳作
※グラフィック部門該当者無し
映像部門
映像部門
一二三 菜月
京都芸術大学
DHCアワード グラフィック部門
グランプリ
志丸 聖奈 嵯峨美術大学
本商品の良さ、魅力を的確に表現し、広告を通じて商品の価値を高めることができている点が
選出の決め手となりました。天然100%の美容オイルであることを表現したオリーブの木の
ビジュアルからは【DHCならでは】の真似できないオリジナリティが伝わってきます。
また、写真加工が当たり前の時代に、あえてイラストで表現した点なども面白く、
目に留まる作品であると思いました。
DHCアワード 映像部門
グランプリ
村上 恵海 城西国際大学
課題の意図をしっかりと汲み取り、
商品の魅力や効果をわかりやすく表現した広告になっていると思います。
現代の世相を反映し、映像のリアリティーが高いので、同様の悩みを抱える若年層の心に
ストレートに響きそうな作品であると感じました。
DHCアワード
佳作
グラフィック部門
映像部門
ニューバランスアワード グラフィック部門
グランプリ
陳貞豪 HAL名古屋 2年
足とシューズが一体化し色づく視覚的ユニークさ、
目を引く大胆なアートワーク等、斬新なアプローチを評価いたしました。
下アングルから描かれた力強い一歩は「世界を彩=世界を変える」というメッセージ性を
包含し、ニューバランスを履くことで新しい世界・未知なる世界へ繋がるような
エネルギーを感じる作品に心打たれました。
ニューバランスアワード 映像部門
グランプリ
多田伊吹・伊藤道人 名古屋商科大学 3年
新型コロナウイルスの影響で、社会的距離を意識せざるを得なくなり、生活様式に変化が
齎されました。それはランニングでも同様です。このような状況下でも、デジタルを通じて仲間と
共に走り、共に汗を流す描写が魅力的に映りました。ひとりだけれどひとりじゃない、
新しいランニングの取り組みを提唱するストーリーテリングを評価いたしました。
ニューバランスアワード
佳作
グラフィック部門
映像部門
※OACアワード 該当者なし
OAC賞
佳作
グラフィック部門
グラフィック部門
志丸 聖奈
嵯峨美術大学
今井 幸恵
創造社デザイン専門学校 1年
陳貞豪
HAL名古屋 2年
瀬川 晶葉
日本工学院八王子専門学校 2年
阿部日那子
阿佐ヶ谷美術専門学校 3年
遠藤 茜
東京コミュニケーションアート専門学校 1年
【課題】
消せるペン「フリクション」を、若者に向けて自由に表現してください。
若い世代の女性たちがニューバランスのアパレル/シューズを購入しランニングをしたくなるような広告
【課題】
DHCプロティンダイエット・オリーブバージンオイル・ビタミンCサプリメント から1点選び『ヘルシービューティ』をテーマに若年層に向けた広告を提案してください
今回はコロナ禍の中、学校の生活も変化しどのくらいの作品が集まるかわからない状況で、このコンテストを行うか正直悩みました。が、こういった状況でも学生の皆さんはクリエイティブであってほしいと思い実施に踏み切りました。
その結果、応募総数832点(グラフィック743点・映像89点)と過去最高数を記録しました。ご応募いただいた皆さん、ありがとうございました。
応募数が過去最高を記録したものの、今回は「これは!」という作品が少なかった印象です。
学校の課題だったので応募されたという方も多いかもしれませんが、ともすれば最初に浮かんだもの、
それだけに固執しがちじゃなかったでしょうか?
企業のこと、商品のことを深く知り、誰にどんなふうに伝えたら効果的かをまずは考えてみましょう。
その上で、様々な方向性からアイデアを出してみましょう。まずはそこからスタートです。
自分がつくりたいものをつくる、その心意気は良いのですが、広告はコミュニケーションをするもの。
その企業=人と考えると、その人はどう他の人たちに見られたいのか、面白い人?優しい人?真面目な人?先進的な人?・・・。だったらどんな伝え方をしたらその人のことが伝わるの?そんなことも考えてみましょう。
さて、OAC賞は今回該当者無しとなりましたが、担当の委員会20数名に候補作を選んでもらいましたが、票がかなり割れてしまい各人各様でした。ということで先ほども触れた「これは!」は無かったわけです。
でも賞には漏れましたが、誰かしらから支持を受けた作品は多かったとも言えます。
皆さんまだまだコロナで大変ではありますが、この大変な時期こそ広告という手段を通じてコミュニケーションのあり方を学んでみてください。そしてデザインだけではなく、幅広く世の中を見つつ、好きなものを見つけクリエイティブ思考を持ち続けていてください。
これから先は、体験・感動・共感などがより大切になってくると思われます。
コロナ禍ではありますが、様々なことを体験し、心の栄養をとって次のステップに繋げてほしいと思います。
企業コメント
ただでさえ複雑な世の中。
このような迷路にはまってしまうこともありますよね…
時には回り道も大切ですが、この広告のように、シンプルにスパッと行けたら素敵ですね。
ビジュアルも、フリクションの特長の「きれいに消せること」が良く表現されていますので、
この作品を選出いたしました。