OACとは

公益社団法人日本広告制作協会(OAC)は、クリエイティブのチカラで社会に元気を!を掲げて、その想いの下に、広告やデザインに携わる企業や学校などが集まり、ビジネスに関わる交流や、社会貢献活動に取り組む団体です。

理事長からのご挨拶

  • 理事長
    名久井 貴詞
  • デザイン・クリエイティブの新価値・機能をご披露しょう!

    デザインという概念は、産業革命を期に無骨な生産品を、生活に潤いを与えるために生まれ、美をもたらしたことから始まっていると美大生の時に学び、新しい言葉なんだな~と思ったことがありました。数年前に大学の講師を務めることになり、あらためてデザインの意味を調べることになり、英英辞典で調べてみると、日本人なので「意匠」という意味が一番に出ると思いきや出てこないのです。大半は「設計」・「計画」しかも「意図的」にと戦略性も含めたニュアンスでデザインの意味が語られていました。
    日本では長きに渡り「デザイン」は「意匠」でしかなかったのではないでしょうか?

    私は美術大学を卒業後、縁があってメーカーの企業内クリエーター・デザイナーとしてパッケージデザインから広告の企画制作といわゆるブランディングを担い、デザイン・クリエイティブを生業にしてきました。そこで感じていた事は、デザイン・クリエイティブは、それだけでは成り立たず、社会・経済・マーケティングなどなど関わりを持ちながら、幸せで豊かな生活の具現化を導いてきたというのが実態かと思います。
    この協会は、日本の広告におけるデザイン・クリエイティブの価値・機能を示してきました。しかし、自分自身の自戒の意味も込めて「計画」的で「意図」的に「設計」してきたのか?と問うと自信をもってYESと言えてない自分があります。
    今、産業革命以上のデジタルだけでは語りきれない新しい革命の時代を迎えています。デザイナー、クリエーターの役割は、もう今までと同じではないと考えます。

    私は、今までの理事長さんと異なる経歴ですが推挙されてそのお役目を受理いたしました。
    この協会は50年という歴史を迎えます。だからこそ、これを境に、デザインの持つ本来の意味を全面的に展開・推進していく協会へと進化を遂げていく必要性が有り、その覚悟をしました。
    “デザイン・クリエイティブが楽しく皆さまの笑顔をつくります。”
    なんでもご相談ください!