事業報告・計画
【1】2023年度事業報告

  • 変化を受け入れた2023年
    変化を始める2024年

    世界的なコロナ感染症による経済活動の停止などが重なり、2023年5月、私が理事長を拝命した後も、止まらない会員社の退会、メディアの変化・デジタル化によるグラフィックデザイン業務の 衰退と、会員社・OACともに存続を危ぶまれる厳しい環境を目の当たりにした1年となりました。 この現実を素直に受け止めざるを得ない状態でした。

    しかし、厳しいながらも、デザイン&クリエイティブの本質・価値・機能が低下したわけではなく、 求められる解の表現が多様化し変容したことに、対応しきれていない現状であると分析します。 デザインの、意図的に設計・計画しあらゆる手段で解決するという本来の意味に立ち戻りましょう。過去に執着せず変化をいとわない新しい挑戦をしていきましょう。

    柔軟にしなやかに、さぁ!新しい時代を作りましょう!

    理事長 名久井 貴詞

2023年度事業報告
  • 時代の変換点であった2023年。
    2023年度事業は、計画した内容はほぼ達成されました。
    しかし事業とは別に特筆しておかなければならないのは、退会社の急増です。
    コロナ禍に於いては、OACとしても各種情報の提供やアンケートを通じた現状の共有等に努めてきましたが、2023年に入りデジタルシフト化の影響もあり、経営環境の悪化(経費削減)を中心に、従来あまり協会活動に参加出来ていなかった企業の退会が相次ぎ、退会社は18社となりました。結果、この50年で初めての赤字決算となりました。コロナ禍の3年間を経て、2023年はAIを含めて様々な分野で様相を一変させました。

    しかし、このような状況を受け「新たなOACを創造する」ために、更に新たな時代を切り拓いていくために、模索し続けた1年となりました。

  • 2023年度事業報告

    会員動向

    2023 年 4 月 1 日 ~ 2024 年 3 月 31 日(入退会)

  •   正会員賛助会員

    1 ㈱ステッチ (一社)日本アドコンテンツ制作協会
    2   (一社)Interactive Communication Experts (I.C.E.)
    3    
    4    
    退
    1 ㈱アイビーネット エイクエント・エルエルシー
    2 ㈱アジア太平洋観光社 ㈱エスケイワード
    3 ㈱インクポイント ㈱ADKクリエイティブ・ワン
    4 ㈱ガット OCA大阪デザイン&IT専門学校
    5 ㈱グラヴ ㈱ケイプラン
    6 C.C. ㈱レマン ジェイプリント㈱
    7 ㈱ノブレ ㈱デザインオフィス・キャン
    8 ㈱ハウラー 日本デザイン福祉専門学校
    9 ㈱Baby Tokyo ㈱ボーンデジタル
  • 2024年3月31日現在の会員社数

    ◇ 正会員社 55 社(前年同月比: 85.7 % / 8 社減) 前年 63 社

    ◇ 賛助会員社 54 社(前年同月比: 88.5 % / 7 社減) 前年 61 社

    合計 109 社(前年同月比: 87.9 % / 15 社減) 前年 124 社

  • 正会員社数 55 社
    (2024年3月31日現在)(50音順)

      1. (株)アーツ
      2. (有)アイル企画
      3. (株)アクロバット
      4. (株)アズワン
      5. アップワード(株)
      6. (株)アド・プランニング研究所
      7. (株)アドブレーン
      8. (株)一星企画
      9. インプレッション(株)
      10. (株)ウィルコミュニケーションデザイン研究所
      11. (株)エージー
      12. (株)エー・ティ・エー
      13. (株)エディターシップ
      14. (株)オックス
      15. (株)オフィスバンズ
      16. (株)オンド
      17. (株)ガッシュ
      18. コアプランニング(株)
      19. (株)サクラアルカス
      20. サン・クリエイティブ(株)
      1. (株)スキップ
      2. (株)スタジオゲット
      3. (株)スタヂオ・ユニ
      4. (株)ステッチ
      5. (株)スナップ
      6. (株)スパイス
      7. (株)センシュウ・アド・クリエーターズ
      8. (株)創芸社
      9. (株)ソリッド・ブラス
      10. (株)たきコーポレーション
      11. (株)ティ・エー・シー企画
      12. (株)ティー・ケー・オー
      13. (株)TCD東京オフィス
      14. (株)ティーディーエス
      15. デザインプール(株)
      16. (株)電通クリエーティブX
      17. (株)東京アドデザイナース
      18. (株)東京グラッフィックデザイナーズ
      19. (株)東京ニュース
      20. (株)東北新社
      21. NISSHAエフエイト(株)
      1. (株)日本デザインセンター
      2. (株)2055
      3. (株)ノエ
      4. (有)バウ広告事務所
      5. (株)博報堂プロダクツ
      6. (株)ハドル
      7. (株)樋口事務所
      8. (株)広瀬企画
      9. フェロールーム(株)
      10. (株)プランテーション
      11. (有)ブレインカフェ
      12. (株)プロモーションズライト
      13. (株)ホシ・デザイン
      14. (株)読広クリエイティブスタジオ
  • 賛助会員社数 54 社
    (2024年3月31日現在)(50音順)

      1. RX Japan(株)
      2. アダムシナプス
      3. (株)アド・テクニカ
      4. (株)イメージ・プラネット
      5. (一社)Interactive Communication Experts (I.C.E.)
      6. 大阪芸術大学
      7. (株)大塚商会
      8. (株)オリコム
      9. キヤノンマーケティングジャパン(株)
      10. (株)光画
      11. (株)ジェイスリー
      12. (株)シュガー
      13. (株)ショウエイ
      14. 女子美術大学
      15. (株)スカイアーチネットワークス
      16. (株)スタジオテック
      17. (株)精美堂
      18. (株)宣伝会議
      19. (株)セントラルプロフィックス
      20. (株)第一製版
      1. (株)竹尾
      2. 多摩美術大学
      3. タンデムクロス(株)
      4. (株)電通
      5. (株)電通クリエーティブキューブ
      6. 東京グラフィックコミュニケーションズ工業組合
      7. 東京工科大学
      8. 東京コミュニケーションアート専門学校
      9. 東京造形大学
      10. 東京デザイン専門学校
      11. (株)Too
      12. (株)トラック
      13. (株)日広社
      14. (株)日庄
      15. (株)日東装備
      16. (一社)日本アドコンテンツ制作協会
      17. 日本工学院八王子専門学校
      18. 専門学校日本デザイナー学院
      19. 日本電子専門学校
      20. 野口会計法務事務所
      21. (株)博報堂
      1. (株)パルック
      2. (株)二葉企画
      3. 町田デザイン&建築専門学校
      4. マルキンアド(株)
      5. 武蔵野美術大学
      6. (株)メディアネットワーク
      7. (株)モスデザイン研究所
      8. (株)モリサワ
      9. (株)山崎デザイン事務所
      10. 山脇美術専門学校
      11. (株)ユウクリ
      12. (株)ライトアップ
      13. (株)玲企画
  • クリエイティブ・ボランティア活動
  • 三陸鉄道カレンダー2024年版 制作

  • 宮沢賢治のフレーズで三陸鉄道と三陸を支援。

    幾多の困難から立ち上がる三陸鉄道とその沿線を支援するために始めた本企画も3回目となります。今回は宮沢賢治のフレーズを各月のテーマとし、「三陸鉄道イーハトー ブカレンダー」と題し、宮沢賢治が描いた理想郷「イーハトーブ」=岩手を、そして三陸を訪ねてもらいたい!そして 現代にも通じる宮沢賢治の考え方を、このカレンダーを通して知るキッカケにしてもらいたいと制作しました。

  • イラスト・絵画を公募・ギャラリー列車の運行

    昨年同様、全国公募にてイラストや絵画を募集。
    OAC会員社クリエイターを含め、全国から73作品が寄せられ(前回比112%)、全作品を掲出したギャラリー列車が2023年10月、三陸沿線を運行いたしました。

  • 13作品を選考し、カレンダーに。

    選考は73作品から三陸鉄道さんと当協会で実施。
    表紙を含めた13作品を選考しカレンダーに仕上げました。なお、巻末にはおススメ情報として沿線の見所やグルメ情報、そして宮沢賢治ゆかりの場所などを記載。
    「イーハトーブ」=岩手を、そして三陸を訪れていただける一助になればと思います。
    ※ カレンダー仕様: A4(展開A3)サイズ 28 P

  • PRへの貢献

    宮沢賢治を取り上げた内容に、ギャラリー列車の運行 初日には、地元岩手のテレビ局、新聞社など取材が 多数入り、この企画のPRにも貢献出来ました。

  • 応募作品等はHPをご覧ください

    http://www.oac.or.jp/kuribora/santetsu2023/result.html

  • 第7回 想いを伝えるカードデザイン大賞

  • 応募総数 119 点
    (前回比: 53.4 % 前回数: 221 点)

    専門学校 6 校 (109 作品)

    大学 2 校 (2 作品)

    一般 7 名 (8 作品)

    審査状況

    今回の選考委員は、株式会社コクヨ アートディレクターの佐々木拓氏、金井あき氏、歌人の伊藤紺氏、そして協賛企業2社、ならびに当協会専務理事が選考にあたり、各賞を決定しました。

    贈賞式

    開催日: 2023 年 11 月 25 日(土)
    会場: ZOOM オンライン及び Youtube Live

  • 大賞作品

  • 歌人 伊藤紺賞

    受賞作品はHPでご覧ください。

    http://www.oac.or.jp/gcawards2023/prize2023/

  • 【 学生対象コンテスト 】

    第12回 学生広告クリエイティブアワード

  • 〇 応募学校数: 95 校
    (前回比: 84 % 前回応募校 113)

    *高等学校 24 校(前回参加校数 20 校)

    *専門学校 30 校(前回参加校数 33 校)

    *大学 41 校(前回参加校数 60 校)

    〇 応募総数: 848 点
    (前回比: 62 % 前回応募数 1,359)

    *グラフィック作品 735 点(前回応募数 1,221)

    *映像作品 113 点(前回応募数 138)

  • 今回は、全日本空輸㈱、㈱モリサワ、㈱Too/COPICの3社にご協力いただきました。
    企業の選考とは別に、OAC賞の選考は以下を基準としました。

    1. 粗削りでも、今後に期待が出来るクリエイティブになっているか。伸び代があるか。
    2. 広告は観てもらえない!という前提に立って、目立つか、興味や関心を惹かせるか。
    3. これを観る人が次の行動に移れるか(行きたくなったり、使いたくなったり・・・)、企業の課題に沿って企業に利益をもたらすかどうか。

    企業としては、この順番が逆転し、且つ1は除外されます。これを実現するために、プロは必死になって課題の本質は何かを考えるところから始めます。いきなり表現ではないことを学生の皆さんには理解してもらいたいと思います。

    さて、授賞式は今回もオンラインで開催。今回も各企業ごとに分かれて(部屋割りし)受賞した学生さんと企業担当者の方との話し合いの場を設けましたコロナ禍ではありますが、オンラインの良さを活用した、コミュニケーションの場となっています。
    今後もデザインの「考え方」を学生の段階から意識してもらい、常にクリエイティブであり続けてもらうために継続してまいります。

  • 受賞作品はHPでご覧ください。

    http://www.oac.or.jp/gakusei_award2023/prize.html

  • 第12回 アイデアで社会をよりよくするコンテスト

  • 〇 応募学校数: 101 校
    (前回比: 168 % 前回応募校: 60)

    *中学校 10 校 (前回参加校数 1 校)

    *高等学校 66 校 (前回参加校数 31 校)

    *高等専門学校 0 校 (前回参加校数 1 校)

    *専門学校 9 校 (前回参加校数 7 校)

    *大学 16 校 (前回参加校数 20 校)

    〇 応募総数: 685 点
    (前回比: 67 % 前回応募数: 1,016)

    「自ら課題を見つけ、自ら解決策を考える」をコンセプトに開催している学生向けコンテスト。前回は応募数が初めて千を超えましたが、今回は応募学校数が初めて100校を超え、中学校・高等学校の参加が増えたのが特徴です。

  • 本当にその課題は自分にとって解決すべきものなのか。自分事として考えられるのか。
    2024年1月1日の能登半島地震をきっかけとした防災に関すること、また「忘れられたリコーダーに新たな命を」、「香害を解決する」など、実際に体験したことに基づくものや、日頃から気に掛かっている内容も寄せられました。

    このように「自分事化」できる何かを見つけ、どうしたらそれを解決できるだろうかと考えていくことは、今後に繋がっていくだろうと思います。また「きょうだい児」支援など初めて聞く言葉もあり、逆にコチラの気付きにつながるものもありました。

  • なお、せっかくのアイデアも、伝わらない、伝わり難いものもあり、アイデアをどう表現しアウトプットすべきか、クリエイティブな側面にも気を配ってほしいと思います。

  • 受賞作品はHPでご覧ください。

    http://www.oac.or.jp/idea_contest_12th/work.html

  • ココロはずむ一行タクシー東京の街にくりだそう!

  • コロナ一段落の東京の街にくりだそう!

    コロナ禍の3年。タクシー業界にとっても大変な日々となったわけですが、2019年から始めた「一行タクシー」企画は、2020年、2021年とコロナ禍による中断を挟み、2022年は日本でタクシーが営業を開始してから110 周年にあたることから110 台のタクシーにフレーズをラッピングしました。

    2023年は、20台のタクシーに3つのフレーズをラッピングと規模は縮小しましたが、この企画の浸透でタクシーへの注目度向上を図る東京ハイヤー・タクシー協会様の強い想いにより実現しました。

  • コピー(フレーズ)の応募総数は、11,750本!

    今回ラッピングされるのは僅か3本と狭き門でしたが、11,750本のフレーズが寄せられました。

    東京ハイヤー・タクシー協会選考の3フレーズ

    ラッピングされたのは、以下のフレーズとなります。8月の熱い東京を走りました。

    ?? 行き先を 告げて始まる 物語
    ?? いつだって あなたのための 特等席
    ?? 久しぶり ぐるっと東京 新発見!

  • ラッピングには至りませんでしたが、入選等等のフレーズもご紹介。

    ?? 再始動 街もあなたも 走り出す
    ?? タクシー上手は、TOKYO上手。
    ?? お先に、室冷します。
    ?? それぞれの、始発駅。
    ?? 思いタクったが吉日
    ?? 東京日和 タクシー日和
    ?? どうぞストレスを、お忘れ物に。
    ?? 電車は最寄り、タクシーはあなた寄り

  • 選出されたフレーズの一覧は下記よりどうぞ!

    http://www.oac.or.jp/taxi_copy2023/result.html

  • 経営と人材の育成を考える勉強会

    「クリエイター社員の可能性を信じて新領域へ
    ~ 新規事業ECサイト LILI et NENE(リリエネネ)の挑戦 ~」

    開催日: 2023 年 4 月 18 日(火)

    会場: ㈱スタヂオ・ユニ

  • 講師 :
    佐藤 昭一 氏 ㈱スタヂオ・ユニ 代表取締役社長
    小笠原 良子 氏 ㈱スタヂオ・ユニ デザイナー


    会員社の㈱スタヂオ・ユニさんがコロナの始まった2020年に開始したパリを中心としたヨーロッパの子ども服や雑貨を販売するEC事業LILI et NENE(リリエネネ)。
    自社の強みを見詰め直し、デザイン・コピーライティング・撮影、そして長年の百貨店との仕事で培ったファッションや販売に関することを基本とし、それを活かせると判断。

    担当しているのは、長年グラフィックデザイナーとして活躍している小笠原さん。この事業の担当にと言われた際は、デザインも活かせそうだし「面白そう!」と思ったそうです。
    商品の買付け、通関手続き、関税ルール、価格設定、お客様対応・・・全てが手探り状態でのスタート。しかし、そこからオリジナル商品の開発や、インスタライブなど様々なチャレンジが続いています。

    佐藤さんは言います、何も知らない段階からでも、興味や好奇心という感性で、クリエイターにはそれが出来る可能性があると思う。参加された皆さんにとっては刺激を受けた内容となりました。

  • LILI et NENE

    https://www.lilietnene.com/

  • デジタル時代のデザインについて考察する!
    行政におけるデザインの役割と、これからのデザインの方向性を考える

    開催日: 2023 年 6 月 21 日(水)

    会場: ㈱Too

  • 講師 :
    外山 雅暁 氏 デジタル庁 企画官
    藤井 賢二 氏 ㈱たきコーポレーション執行役員 CD

    会場参加者: 21 名

    You tube Live申込者数: 157 名


    経済産業省・特許庁にて「デザイン経営」の普及に当たっていた外山さん。デジタル庁での取組みをお聞きしました。


    ?? 誰一人残されない人に優しいデジタル化の推進
    ?? 顧客起点のサービスデザイン


    等々のお話しはアーカイブでご確認いただきつつ、「デジタル時代に求められるデザイナーとは?」の質問に、外山さんは「誰でもわかりやすいものは大事だが、面白くないと見てくれない。そこに創造性を付与できるかどうかが大事」、藤井さんは「結婚式の2次会を盛り上げるのに、様々なツールを活用しその場を、その人たちを喜ばせたいという想いを持てる人」と回答。
    外山さんはそれを受け「国民でも結婚式の2次会でも、それを体験する方々の想いを理解できる人間中心主義であるべき」とまとめました。

  • アーカイブ視聴

    https://www.youtube.com/watch?v=JgxSmnFFQZA

  • コロナ禍を乗り越えて、ANAが向かう先と広報・SNS戦略

    開催日: 2023 年 7 月 25 日(火)

    会場: ㈱Too

  • 講師 :
    槻本 裕和 氏 ANAホールディングス 広報・コーポレート
    ブランド推進部 SNS・メディアプランニングチーム課長


    コロナ禍で飛行機を飛ばせない時期などあり、大きな打撃を被ったANA。
    槻本さんいわく、航空需要は減少ではなく「蒸発」。
    そのため、人件費の削減・採用停止・社員の一時帰休、外部出向、また飛行機の売却などを行い、1円でも稼ぎ出し、この経営危機に向かいあったといいます。

    このような状況下で、予算も無く自分たちで出来ることは自分たちで行うことに。特に旅に行けない時期でも、ANAファンを獲得するべく、SNSで動画を配信。しかも、ANA社員自らが登場する方針とし、撮影・編集も自ら行っています。

    従来だと広告代理店さんなどに依頼していたようなことも、例えばタレントさんや、他の企業などとのコラボも自ら直接交渉しています。
    会場からは、制作会社も出る幕が無さそうですね。との声に、槻本さんは「コロナ禍を体験し、出来ることはやっていくべきだとは思いますが、我々もサラリーマン。異動もあり、それがうまく継続できるのか、向き不向きもある。今後は、アイデア面など一緒に考えていくこともあるとは思う。」
    との回答でした。

  • ANA2023-2025 中期経営戦略

    https://www.anahd.co.jp/group/pr/202302/20230215.html

  • 周りを元気にする人が多い職場は、変化に対応できる!
    ウェルビーイング幸せな働き方を科学的に考える

    開催日: 2023 年 9 月 26 日(火)

    会場: ㈱Too

  • 講師 :
    矢野 和男 氏 ㈱日立製作所 フェロー
    ㈱ハピネスプラネット 代表取締役CEO


    日立入社以来、半導体の研究・開発に当たっていた矢野さん。
    しかし日立は半導体事業から撤退。
    そこから人間にとって「幸せ」な状態とは何か、ウエラブルセンサ等を用い実証実験を重ねてきました。

    その結果、生理的な安全性などを含み、幸せな状態にあるとビジネスの成果も向上し、よりクリエイティブでいられる(成果を上げたから幸せではなく、幸せだから成果が上がる)。また3人いたとして、V字型に2人がもう一人と接するより、三角形でお互いに他と協調・共感・応援し合える環境にある職場では生産性も高く幸福度も高い。

    幸せで生産的な人や企業をつくるには、
    Step1. 関係性の質(三角形・心理的安全性)
    Step2. コミュニケーションの質(多様性の受容・想像性向上)
    Step3. 生産性・経済性(常に成長する組織へ)

    ※ 順序を間違え、Step3から始めると、数字への圧力、多様性と創造性の低下、業績の低下や離職と悪循環になりやすい。

  • アーカイブ視聴

    https://www.youtube.com/watch?v=tPrAGR0VriM

  • 経営のお悩み相談会

    開催日: 2023 年 10 月 24 日(火)

    会場: OAC事務局

  • 各自、現在抱えている悩みや課題を共有する場。直ぐ答えが出るわけではありませんが、同じような悩みを皆さんお持ちのようです。

    ?? 広告制作は斜陽産業か?
    ・ AIの台頭
    ?? 後継者問題
    ・ 後継者をつくって来なかった
    ・ デザインの現場は良いが、マネジメントはイヤと言う声多し。
    ?? オンラインの時代なので、地方企業にもアプローチしたがうまくいかなかった
    ?? デザイン領域の幅は広がっていると思うが、なかなか新たな分野に踏み切れない。社員もあまり変化を好まない傾向も
    ?? 忙しくなってきてはいるが、利益を生み出せない
    ・ 単価は上がらない
    ・ 忙しさからの離職(コロナでの働き方の変化)
    ?? 事業会社や広告会社の内製化
    ?? 良い人材を採用できない
    ?? 学生がこの業界を目指しているのか?
    ?? コンサル的な動きの出来る社員が欲しい

    様々な課題が見えてきました。
    今回は課題の共有までですが、今後は課題に対してうまく対応できている例など、前向きに考えられる内容も行っていきたいと思います。

  • 今さら聞けないけど本気でやりたい方へのブランディング入門セミナー(名古屋開催)

    開催日: 2023 年 6 月 23 日(金)

    会場: Too名古屋オフィス

  • 講師 :
    奥田 真由 氏 ㈱たきコーポレーション アートディレクター

    久方振りの名古屋での開催。名古屋の会員社が企画・提案し、実現しました。ブランディングの基本を学びつつ、ワークショップ形式で更に理解を深める構成。アンケートの結果でも好評でした。

  • OAC50周年記念広告・クリエイティブの未来を考える座談会

  • 2024年2月、OAC設立50周年に向け、広告・クリエイティブ業界のこれまでを振り返るとともに、残すべきもの、変えていくべきもの等々を検証していく企画としました。

    • 1. クリエイティブの価値って何だろう? 【デザイナー・コピーライター編】

    • 2023 年 4 月 19 日(水)
      会場: ㈱Too

      田中 貴弘 氏 コピーライター ㈱アクロバット
      小野 愛佳 氏 アートディレクター ㈱電通プロモーションプラス
      岩永 泉 氏 グラフィックデザイナー
      中嶌 直子 氏 クリエイティブディレクター、コピーライター
      ファシリテーター 梶原 鉄也(OAC理事)

      テーマ:
      広告と時代の関係 ・ 企画を考えること ・ 画のチカラ、言葉のチカラ ・ 変わるもの、変わらないもの

    • 第1回の内容

      http://www.oac.or.jp/50_year/

    • 2. ビジュアルの持つ力とは? 【カメラマン・ヘアメイク・モデル事務所編】

    • 2023 年 6 月 7 日(水)
      会場: 用賀10BANスタジオ

      フォトグラファー ケイ オガタ 氏
      ヘアメイクアーティスト RYUJ I 氏
      Model club donna 代表取締役 島崎 純子 氏

      テーマ:
      広告と時代の関係・欧米と日本(アジア)との格差(アート、ファッションから)・広告ビジュアルのチカラ

    • 3. 未来のコミュニケーションのあり方に、 クリエイティブはどう関わっていくのか
      【最新テクノロジーとクリエイティブ編】

    • 2023 年 11 月 30 日(木)
      会場: ㈱Too

      中村 洋基氏 PARTY Creative Director/Founder
      中馬 和彦氏 KDDI㈱ 事業創造本部 副本部?
      北島 惇起氏 GROVE 株式会社 代表取締役

      テーマ:
      デジタル以前と以後 ・ ターゲットに届けるということ
      新たなテクノロジーの活用 ・ アイデアの源泉
      クリエイティブの力

    • 若手クリエイター向けデジタル関連セミナー

      デザイナー必須のIllustrator & Photoshopですが、日々進化を続けており、日常で使っているデザイナーでも知らない機能など、その変化に対応してもらい、 効率化を図りつつ、企画アイデア面に時間を割いてほしい、また今後避けては通れないAIのことを学んでほしく企画しています。

    • Adobe Illustrator & Photoshop - 最新機能とクラウドと人工知能 - Part1

      開催日: 2023 年 6 月 19 日(金) ZOOM ウェビナー
      申込者: 222 名

      https://www.too.com/fun/webinar/adobe-cc/2023oac06.html/field/oac06_mov/

    • Adobe Illustrator & Photoshop - 最新機能とクラウドと人工知能 - Part2

      開催日: 2023 年 9 月 2 日(金) ZOOM ウェビナー
      申込者: 225 名

    • AI デモの一例

    • 学生支援セミナー

      クリエイティブ業界を目指す学生さんに向けて、OAC所属の若手クリエイターの皆さんと賛助会員のユウクリさんにご協力いただき開催いたしました。

    • 教えて先輩! クリエイティブの仕事って面白いの?

      開催日: 2023 年 11 月 22 日(水) ZOOM ウェビナー

      申込者数: 130 名

    • 登壇者 :

      ㈱アドブレーン 大森 廉 氏 (デザイナー兼モーショングラフィックス担当)

      ㈱エージー 秋山 剛志 氏 (プランニングディレクター)

      ㈱東京アドデザイナース 水野 扶美 氏 (プロデューサー)

      ㈱博報堂プロダクツ 山田 ひかる 氏 (デザイナー / UIUXデザイナー)

    • 東京学生広告研究団体連盟 (東公連) 支援

    • ?? 当協会委員会への学生参加・意見交換
      ?? 同団体「第64回学生広告展」審査協力
      一次審査(OAC会員社)
      本審査(OAC事務局長)

    • 講師派遣
    • 学校関係者評価委員会・教育課程編成委員会

      専門学校より「専修学校の専門課程における職業実践専門課程の認定に関する規程」に基づく依頼。

      ◇学校関係者評価委員会

      ・仙台デザイン&テクノロジー専門学校 2023年6月17日・2024年2月25日 溝川誠司 理事

      ・日本電子専門学校 2023年7月10日 ㈱ジェイスリー 木下 幸弘 氏

      ・東京デザイン専門学校 2024年2月14日 梶原 鉄也 理事

      ◇教育課程編成委員会

      ・東京デザイン専門学校 2023年10月19日・11月22日 宇垣 恵一 専務理事

      ・日本電子専門学校 2023年9月7日・2024年2月29日
      (株)電通クリエーティブX 田代 宏之 氏、溝川 誠司 理事・㈱博報堂プロダクツ 西川 肇 氏

      ・町田デザイン&建築専門学校 2023年9月7日・2024年2月20日 ㈱エージー 高橋 史倫 氏

      ◇(その他) 進級制作授業

      ・日本電子専門学校 2023年9月25日・11月6日・12月11日/2024年1月22日・2月15日
      (株)ジェイスリー 木下 幸弘氏

      ◇(その他) ポートフォリオ講習

      専門学校日本デザイナー学院 2024年2月21日 溝川 誠司 理事

    • クリエイターのワクワクは止まらない2023 カラダで創り出そう、クリエイティブ!

      開催日: 2023 年 11 月 10 日
      会場: 虎ノ門ヒルズ

    • 会員社の㈱Tooさんが主催する「design surf seminar」OACは3年連続オンラインでの登壇でしたが、今回は、リアルでの登壇。
      Tooさんより、参加型にしたいという要望もあり、ならばと「人類の進化や脳の発達」を根幹に置き、手を動かすこと、言語化すること、記憶すること、観察すること、周りの方とコミュニケーションすることなど、身体とクリエイティブの関係性について、学ぶのではなく、感じていただくセッションとしました。

    • 登壇者には㈱スタヂオ・ユニの樋口牧子さん、㈱博報堂プロダクツ佐藤翔吾さんにお願いしました。佐藤さんには体操の振り付けもお願いしました。

    • 当日のまとめ

      https://global.too.com/dsurf-online/report/design-surf-seminar-2023/001217.html

    • 調査・研究

      ◇セーフティネット5号保証調査への協力

      コロナ禍で経営状況業況の悪化している業種に対しての貸付を行うセーフティネット5号保証。
      当協会では日本標準産業分類(4151: 広告制作業)において調査を実施。今期は四半期ごと4回実施。
      OACでは10社にご協力いただき、各月ごとの総額を算出。
      その数字を基準に、中小企業基盤整備機構による、各月の中小企業景況調査や物価に関する資料で得た指数を全国の制作会社(3000社と仮定)に乗じ、推計。
      その結果を経済産業省に提出。ご協力いただいている10社の皆さまには感謝申し上げます。

      参考までにOAC10社合計の売上推移(過去5年)にて傾向をご確認ください

      上記グラフのパーセントは、2023年を基準に、各年との対比を表しています(2023年は2022年に比べ101.6%・・・2019年と比べると78.7%とでした。2020年以降では、若干ではありますが回復傾向)。

    • 情報交流

      広告関係23団体との情報交換に参加。オンラインでの開催が主でしたが、リアルでの開催も3年振りに行われました。
      また、理事長自ら各団体の動向を探りつつ協力体制の樹立に向けて動き、(公社)日本アドバタイザーズ協会(JAA)、(一社)日本アドコンテンツ制作協(JAC)、(公社)日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)・(公社)日本パッケージデザイン協会(JPDA)・(一社)Interactive Communication Experts(I.C.E.)等との情報交換を図り、今後に繋げる機会としました。

    • 出版・広告

      CREATOR 2024誌 発刊

    • 今号の出稿会員社は、

      ◇ 記事体広告 26 社 <前号 27 社 1 社減>

      ◇ 純広告 6 社 <前号 7 社: 1 社減>

      個人クリエイター紹介頁 1 社 <前号 1 社:増減なし>

      今後も自社のブランディング向上とその周知に、お役立ていただければと思います。

    • 会員企業相互の発展に向けて

      広告制作会社向け E&O 保険

      現在18社の会員社が加入しているE&O保険(Errors「過失」、Omissions「怠慢」の略)。本年度の事務手数料は258,101 円となり、共益事業収入に割り振っています。

    • コンテンツ東京2023 後援

      開催期間:

      2023 年 6 月 28 日(水)~ 30 日(金)

      2023 年 12 月 6 日(水)~ 8 日(金)

      開催場所: 国際展示場(東京ビッグサイト)

    • 12月の開催では、BRANDING+コーナーで名久井理事長、たきコーポレーション、スパイスとOACメンバーによる講演も行われました。

    • 相談される制作会社であるために

      名久井理事長 講演
      開催日: 2023 年 7 月 7 日(金)
      会場: ㈱Too

    • 5月の総会をもって就任した名久井理事長と会員社の皆さんが直接話し合える機会をと設けた講演会。
      「相談される制作会社であるために」と題し、今後のOAC、そして制作会社のあり方を考える機会となりました。

    • ?? マーケティングの時代。そこにデザイナーは彼らの上をいくイメージを表現し、言語化できるか。
      ?? デザイン費が発生しない、デザインをサービスとする印刷会社もある。デザインの価値を理解させないといけない現実。
      ?? 広告主・マーケッターが広告を学び、「デザイン思考」を学んでいる中、デザイナーはどうすべきか。
      ?? 身近に迫るAI。変化し続け、予測出来ない未来にどう進んでいくべきか

      このような時代の中、社会に役立つアイデアを持ち、依頼先の考えを凌駕し、対等に相談される存在であるために皆さんとともに進んでいきたい。
      また、培ってきたグラフィックデザインには「一枚絵のチカラと言葉」があり、この力が無ければ映像でもデジタルでも伝わらないはず。この強みを生かし、「相談される制作会社」になっていきましょう。

    • OAC新年賀詞交歓会

      開催日: 2024 年 1 月 11 日(木)
      会場: グレースバリ銀座

    • 2020年1月の開催後、コロナが発生。その後、開催を見合せていたわけですが、4年振りの開催となりました。
      参加者がどれくらいになるか、なかなか読めませんでしたが、約100名の参加となりました。

      初参加の方や若手のクリエイターの方のご参加もあり、久方ぶりに交流が図れた機会となりました。
      この流れを、委員会活動や他の様々な事業に展開出来るようしたいと、思った次第です。

    • 【本年度、実施出来なかった収益等事業】

      〇 賃金実態調査

      コロナが一段落した2023年ですが、オンラインや在宅勤務は定着傾向にあり、リアルを望む声はあるものの、やはりオンラインでの参加が多かったのが実際です。
      これに伴い、各委員会とも参加率が減少していることも、今後の課題です。

2023年度決算報告及び監査報告 承認の件
2023年度事業報告
第36回定例総会資料