2021年度の事業報告と2022年度の事業計画です。
2021年4月1日~2022年3月31日(入退会)
正会員 | 賛助会員 | ||
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入 会 |
1 | ㈱ジェイスリー(正会員から移行) | |
2 | ㈱スタジオテック | ||
3 | |||
4 | |||
退 会 |
1 | ㈱パッショーネ | ㈱フレンズ |
2 | ㈲キュームグラフィック | 宝印刷㈱ | |
3 | ㈱山城デザイン | ㈲オフィス アフロディーテ | |
4 | ㈱つくばスタジオ | ||
5 | ㈱創基 | ||
6 | |||
7 | |||
8 | |||
9 |
正会員社数 68 社 (2022 年 3 月 31 日現在) (50 音順)
◇ 正会員社 68 社(前年同月比 93.2%: 5 社減)
◇ 賛助会員社 65 社(前年同月比 98.5%: 1 社減)
合計 133 社(前年同月比 95. 7%: 6 社減)
岩手県大槌町の支援も10年の節目を迎え、支援対象を 三陸地域に拡大すべく、三陸鉄道さんとのコラボレーションが実現しました。東日本大震災(2011年)、そして全線開通の約半年後に見舞われた台風19号での甚大な被害 (2019年)、さらに2020年からはコロナ禍。幾多の困難 から立ち上がる三陸鉄道とその沿線を支援するために、 例え今は難しくとも「いつかは三陸に行きたい」と思えるカレンダーを制作することといたしました。
鉄道カレンダーでは写真が殆どということもあり、イラストや絵画での募集で他との差別化を図りました。 結果60作品が寄せられ、全作品を掲出したギャラリー 列車が2021年10月の三陸沿線を運行いたしました。
選考は60作品から三陸鉄道さんと当協会で実施。 コロナ禍にてオンラインでの選考となりましたが、12作品 を選考しカレンダーに仕上げました。なお、カレンダーには三陸鉄道に勤務される皆さんのおススメ情報として 沿線の見所やグルメ情報を記載。巻末にもグルメ MAP を 掲載し、「いつかは三陸」へのコンセプトに適うようにいた しました。
三陸鉄道さんからは、コロナ禍で運賃収入の減少の中、 本カレンダーの販売による売上への貢献とともに、この先の観光を見据えた取り組みに評価をいただき、2023年版カレンダーも継続することが決定いたしました。
カレンダーの詳細はHPをご覧ください
応募期間:2021年8月2日~9月30日 2年目のコロナ禍の中、前回はデータのみで募集を行い ましたが、立体作品が殆どで画像のみでは判断が難しいという反省から実物をお送りいただく方式に戻しました。
高等学校 1 校 (3 作品) 【前年応募数:1校 1作品】
専門学校 6 校 (89 作品) 【前年応募数:2 校 32 作品】
大学 7 校 (16 作品) 【前年応募数:7 校 7 作品】
一般 (26 作品) 【前年応募数:26 作品】
一次審査を担当委員会で行い、39 作品を選考。 本審査では、㈱NASU代表取締役の前田 高志氏、 ㈱ヒダマリ/アートディレクターの関本明子氏、世界ゆるスポーツ協会代表理事の澤田 智洋氏、協賛企業3社、 そして当協会専務理事が選考にあたり、各賞を決定しました。
開催日:2021年11月27日(土) 会 場:ZOOM オンライン及び Youtube Live
昨年同様、新型コロナウイルスの影響で展示会は開催できず、 贈賞式はオンラインにて実施いたしました。 受賞者の方が審査委員の方から直接選考理由を聞く機会となり、お互いのコミュニケーションも図れたと思います。
受賞作品はHPでご覧ください。
*高等学校 15 校 (前回参加校数 12 校)
*専門学校 29 校 (前回参加校数 33 校)
*聴覚特別支援学校 1校
*高等専門学校 1 校
*大学 48 校 (前回参加校数 42 校)
*グラフィック作品 718 点(前回応募数 743)
*映像作品 103 点(前回応募数 89)
コロナ禍となってから2回目の実施となった今回は、 全日本空輸㈱、㈱Too/COPIC、全国浴場組合の3社 にご協力いただき開催。昨年同様、データでの募集といたしました。高等学校、大学の応募校数が増えるとと もに、映像作品の応募が増えたのが特徴です。 なお、グラフィック作品に関しては見た目やレイアウトを 優先しがちな傾向があり、これを観るユーザーの視点や、企業側の課題解決になっているかの視点を更に高めてほしいと思っており、この辺りの考え方をどう広めて いくべきか、本コンテストを通じ更に考えてまいります。 さて、受賞式はオンラインで開催。授賞式後は、今回も各企業ごとに分かれて(部屋割りし)受賞した学生さんと企業担当者の方との話し合いの場を設けました。なかなか 接点の機会がない企業・学生双方にとって有益な場になったかと思います。
ユーザー視点、課題解決のための「考え方」を学生の段 階から意識してもらい、常にクリエイティブであり続けてもらうために継続してまいります。
受賞作品はHPでご覧ください。
*中学校 4 校 (前回参加校数 1 校)
*高等学校 43 校 (前回参加校数 28 校)
*専門学校 4 校 (前回参加校数 6 校)
*聴覚特別支援学校 1校
*大学 34 校 (前回参加校数 50 校)
「自ら課題を見つけ、自ら解決策を考える」をコンセプトに 開催している学生向けコンテスト。この取り組みが教育方針とも合致したのか、今回は中学校・高等学校からの応募が増えました。学校としても新型コロナウイルスの影響により、様々な「体験の場」・「気づきの場」が減少する中、 本コンテストのコンセプトが通常の授業とは別の観点で評価されたものと思われます。
なお、昨年は「自ら課題を見つけ、自ら解決策を考える」 というよりは、アイデアではなく感想に近いものや授業で 出た課題だからやった、そんなものが多かったのですが、今回はその辺りを考慮し、募集要項にアイデアの考え方を記載し学校の先生方にも協力をお願いした結果か、昨年よりアイデアの質は高まってきました。
選考に当たっては、各アイデアを読みこなした上で、 候補作品を選出。そこから既に世の中にあるアイデアなのか、オリジナルのものなのかを調べ、最終候補作としました。なお、既存のアイデアでも伝え方がうまいものなどは、準入選の中で「アイデアの伝え方」のヒントと してもらいたく残しているものもあります。
自ら面白がって考える。そんな若い世代が増えることを祈っています。
受賞作品はHPでご覧ください。
開催日:2021 年 4 月 27 日(火) ZOOM オンライン
講師:㈱日本デザインセンター 川俣 忠久氏
(内容)
〇 新しい働き方
一番大事なのは社員の健康
〇 クリエイティブに求められること
本質を見極め、可視化する
提案型へのシフト
時代の模索
〇 人材育成
新しい風を入れる
会社姿勢の伝え方を考える
当社に足りないものは、外部と組む
各自の学びを大切に
セミナー報告はこちら
開催日:2021 年 6 月 29 日(火) ZOOM オンライン
講師: 特定社会保険労務士 廣本 慶一氏
(内容)
〇 障がい者雇用率の改定
〇 同一労働同一賃金の中小企業への拡大
〇 70 歳までの就業確保措置(努力義務)
〇 テレワークガイドラインの改正
人事評価
労働時間管理
自律性を高める
メンタルヘルス対策
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開催日:2021 年 9 月 14 日(火) ZOOM オンライン スピーカー
㈱ジェイスリー 足立 功治氏
㈱たきコーポレーション 湯浅 洋平氏・堀部 聡一氏
㈱スタヂオ・ユニ 佐藤 昭一氏
(内容)
〇 各社とも自社のブランディングを考えている
配信状況
効果・反応
効果的なメール内容の試行錯誤
運用方法
社内の見える化
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開催日:2021 年 10 月12 日(火) ZOOM オンライン スピーカー
㈱トラック 小泉 邦明 氏
(内容)
〇 PRIMART Design Store(実店舗・EC サイト)
立ち上げの経緯
情報発信と効果
今後の課題
㈱ノエ 野坂 拓郎 氏
〇 Meets Shop
(内容)
コロナ禍をどう乗り切るか
家にいながらリアル店舗でショッピング
お店の方にも楽しんでもらいたい!
セミナー報告はこちら
開催日:2021 年 11 月 16 日(火) ZOOM オンライン スピーカー
㈱アズワン 中田 朋樹 氏
(内容)
〇 自動組版普及委員会(ACDC)活動について
㈱2055 村田 成仁 氏
〇 VR Showroom(バーチャルショールーム)
〇 PANORAMA Showroom(パノラマショールーム)
〇 VR Object
〇 PHOTO Object
需要について
バーチャルにする目的を確認する
セミナー報告はこちら
開催日:2021 年 12 月 14 日(火) ZOOM ウエビナー パネリスト
特許庁 デザイン経営プロジェクト・意匠課 審査官 外山 雅暁 氏
㈱たきコーポレーション 湯浅 洋平氏
内容)
〇 なぜ今デザインなのか?
〇 なぜ、デザイナーの能力が必要になるのか?
〇 特許庁におけるデザイン経営の取組
デザイン経営の役割
デザイン経営の定義
「ダブルダイヤモンド・モデル」の実践
〇 パネルディスカッション
(ZOOM ウエビナーアーカイブはコチラ)
https://www.too.com/fun/webinar/creative-work/2021_too_oac12.html
開催日:2022 年 1 月 18 日(火) ZOOM ウエビナー パネリスト
特許庁 デザイン経営プロジェクト・意匠課 審査官 外山 雅暁 氏
㈱スタヂオ・ユニ 樋口 牧子氏
(内容)
〇 デザイン思考のプロセスの一例
ダブルダイヤモンド・モデル詳細
ユーザー視点から課題定義
課題の発見から解決策の発案
着想を広げ検証
プロトタイプ作成・ユーザーへ提示・検証
〇 デザイナーと企業との関わりの事例
(ZOOM ウエビナーアーカイブはコチラ)
コロナ禍で世の中はデジタルへシフト。OAC 会員社では既にデジタル分野への取り組みは進んではいますが、日々進化する内容を把握いただくべく、 賛助会員のTooさんを講師にセミナーを開催しています。
開催日:2021 年 7 月 9 日(金) ZOOM ウエビナー
開催日:2021 年 11 月 19 日(金) ZOOM ウエビナー
クリエイティブ業界を目指す学生さんに向けて、会員社の皆さんと賛助会員のユウクリさんにご協力いただき開催いたしました。
開催日:2021 年 8 月 25 日(水) ZOOM ウエビナー
登壇者 : ㈱たきコーポレーション 笹原大氏
㈱電通テック 森岡祐二氏・㈱東京アドデザイナース
大橋やや子氏・㈱日本デザインセンター 細見裕太氏
開催日:2022 年 2 月 25 日(金)ZOOM ウエビナー
登壇者:㈱アドブレーン 篠原一幸氏
㈱東京アドデザイナース 小林史朋氏
専門学校より「専修学校の専門課程における職業 実践専門課程の認定に関する規程」に基づく依頼にて、下記の派遣を行いました。
・東京コミュニケーションアート専門学校 2021年9月24日 溝川 誠司 理事
・東京デザイン専門学校 2021年11月25日 梶原 鉄也 理事
・日本電子専門学校 2021年11月29日 ㈱ジェイスリー 木下 幸弘氏
・仙台デザイン&テクノロジー専門学校 2021年7月9日・2022年2月22日 溝川誠司 理事
・東京コミュニケーションアート専門学校 2021年9月24日溝川 誠司 理事
・東京デザイン専門学校 2021年10月20日・11月12日 宇垣 恵一 専務理事
・日本電子専門学校 2021年9月9日・2022年2月3日 溝川 誠司 理事、㈱博報堂プロダクツ 西川 肇氏
・町田・デザイン専門学校 2022年2月2日 ㈱オックス 井上 博教氏
・東京コミュニケーションアート専門学校
2021年8月5日・2022年1月25日 溝川 誠司 理事
2022年1月25日 小山 一博 理事
・日本デザイナー学院
2021 年 8 月 24 日 ㈱ジェイスリー 木下 幸弘氏
2022年3月3日 ㈱ジェイスリー 木下 幸弘氏、溝川 誠司 理事
昨年に引き続き、賛助会員の㈱Tooさんが主催する 「design surf seminar」(オンライン開催)より、登壇の依頼がありました。今回は、課題を解決するクリエイティ ブをテーマに企画。登壇者には㈱スタヂオ・ユニの樋口牧子さんをファシリテーターに、㈱アクロバット田中 貴弘さん、㈱電通テック小野愛佳さん、㈱博報堂プロダクツ佐藤翔吾さんにお願いいたしました。 課題を解決できるこの仕事は、人を楽しませたり元気にし、人が笑顔になる瞬間に立ち会える。「想像」と「創造」が課題解決の鍵になる等々、このセッション自体も ご覧いただいた方々に楽しんでいただけたと思います。
表記の学生団体支援として、以下を実施。
2021 年会員社の㈱TCDさんに依頼してのWE 領域におけるセミナー審査協力を行いました。
開催日:2021 年 8 月 8 日
㈱TCD 田中 恵子氏 (WEB プロモーションに 関するオンラインセミナー)及び OAC 事務局長 三上による「デザイン思考」のワークショップ
2021 年 9 月~10 月 24 日
第 62 回学生広告展 一次審査(OAC 会員社)・ 本審査(OAC 事務局長)
2022 年 2 月 13 日
学生広告展振り返りとワークショップ(オンライン)
実施期間 2021 年 8 月 16 日~27 日
対象社:OAC 会員のうち広告制作に携わる 会員社。回答社数:18 社
経済産業省・財務省よりの依頼を受け、また今後の会社経営にも影響がある事項にてアンケートを実施した。
実施期間:2021 年 10 月 19 日~10 月 25 日
対象社:OAC会員のうち広告制作に携わる会員社。回答社数:24 社
コロナ禍における撮影時の対策方法、また対策に費やす費用負担をどう考えるかなどを共有すべくアンケートを実施した。
コロナ禍で経営状況業況の悪化している業種に対しての貸付を行うセーフティネット5号保証。当協会では日本標準産業分類 (4151:広告制作業) において調査を実施。会員社の皆さんに協力を仰ぎ 2019 年~2021 年の過去3年間の各期(1~ 3 月・7~9月・10~12月)に対する売上の変化を提出いただき、その数字を基に全国の広告制作 会社(約3千社とし)、東京と地方との指数を見越したうえで数字を算出。経済産業省・中小企業庁へ提出しています。なお、今期は2021年5月・1 0月・2022年2月と3回にわたり実施いたしました。 借りずに済むのが一番ではありますが、当協会のみならず全国の広告制作業に関連することゆえ、 会員社の皆さんにはお手数ではありますが、コロナが収束する時期まで、ご協力のほどお願いいたします
広告関係23団体との情報交換に参加。全てオンラインでの開催となりました。こちらもコロナ禍での運営方法や各団体所属企業の動向などが報告されました。
〇 東京ハイヤー・タクシー協会とのコラボレーション
〇 大槌学園児童支援
どちらも新型コロナウイルスの影響にて、実施できませんでした。
今号の出稿会員社は、
◇ 記事体広告(自社紹介頁)27社
<前号26 社:1社増>
◇ 純広告 8 社
<前号8 社:増減なし>
◇ 個人クリエイター紹介頁 1 社
<前号 1 社:増減なし>
となりました。
結果的に前号の出稿数とほぼ変化はありませんでした。 しかし、コロナの影響にてコロナ前の出稿数には届かないのも事実です。世の中の変化に対応し、様々な分野で取り組んでいる実例を紹介いただき、自社のブランディング向上とその周知に、今後もお役立ていただければと思います。
現在 24 社の会員社が加入している E&O 保険 ( Errors「過失」、Omissions「怠慢」の略)。本年度の 事務手数料は 207,925 円となり、共益事業収入に割り振っています。
開催期間:2021年 4 月 14 日(水)~16 日(金)
開催場所:国際展示場(東京ビッグサイト南棟)
今期、ロータリークラブより急遽相談・依頼のあったパンフレット制作(単発)での売上123,200円は共益事業収入に割り振っています
〇 賃金実態調査
〇 総会懇親会
〇 OAC ビジネス交流会
〇 2022新年賀詞交歓会